獣耳言説批判(続)

昨晩は、ついつい勢いに筆(キーボード)を任せて色々うるさくツッコミを入れてしまいましたが、記事の中に、気になる記述があったのも事実。


はい、「獣耳」が人気、というところです。
猫耳ヘアってのは実在するらしい(現実に見たことはないけど)。ウェブ上の画像で見る限り、あまり猫っぽくはないよーですが、まあご愛嬌ってことで…。
(この勢いで獣化ファッションの領域まで到達してくれると嬉しいなぁと思う上羽はダメ人間ですかそうですか。)


調べてみると、「猫メイク」とかいうのもあるみたいです。けしてキャ○ツではないようで。
「クッキリしたアイラインに目尻をキュッと上げた」のが「猫目」メイクらしいです。「猫の顔からかわいさと色っぽさを分析して、メイクに活かしましょう」なんて言ってるサイトもありました。
まさしく、獣のもつ魅力を人間の身にも取り入れようという、古来からの人類の叡智もとい願望が、現代にも息づいていることが確認できます。
そして、これは、「猫」が「かわいい」存在であるという共通認識のもとに成り立っている現象なわけですよ。仮に、猫がかわいくない存在だったら、誰も「猫メイク」なんてしたがらないでしょう。もっとも、かわいい動物ならなんでもいいわけではなく、猫は別格に近い感じがします。かわいいかわいいと言われても、例えば誰もハムスターメイクとかしないですよね。パンダ目なんていったら、化粧が失敗だ。


ぜひ、ここで全国の犬派のみなさんに立ち上がって頂き、「犬メイク」「犬ヘア」などで対抗して盛り上がって頂きたい。ていうか「狼耳」かわいいと思うけどなぁ。りくちゃんとか。「狼メイク」とか「狼ヘア」とかいいじゃないですか。ぐっときますよね。きませんか。
(え? とらヘア? それ、虎刈りってやつですか?)


今日のBGM: "Scream Aim Fire" Bullet For My Valentine
"Over the top! Over the top! Right now it's killing time!"