たまにはそんなときもあるさ

かなりつらい状態…。
なにもかも、うっちゃりたい。
窓から飛び出し、肘などに毛を生じて虎狼に成って、そのまま未開の山野を走破したい。


然うして、月光の下で旧友と再会して云ふのだ。
「嗚呼友よ、皆に伝へて呉れ。俺は、今の野獣の暮しに充分満足してゐるのだと」